
選択範囲ランチャーによく使う機能を追加して作業を時短したい!
選択範囲ツールを使う多くの人にとって、選択範囲ランチャーは重宝する機能かと思います。
それを自分好みにカスタマイズできればもっと快適になりそうですよね。
本記事では選択範囲ランチャーをカスタマイズする方法の解説や、選択範囲ランチャーにあると便利なおすすめ機能の紹介をしていきます。
選択範囲ランチャーの表示・非表示を手軽に切り替える方法も紹介していますので、
「選択範囲ランチャーが時々邪魔になる」
という人も必見です。
選択範囲ランチャーの表示・非表示を切り替える

「表示」メニュー内から「選択範囲ランチャー」をクリックすることで表示を切り替えることができます。
こまめに表示と非表示を切り替えたい場合は、極力手間を省きたいのでショートカットやコマンドバーに追加しておきましょう。
また、選択範囲ランチャーは位置の移動ができず、現状は表示の切り替えを代わりの手段として使うしかないようです。
選択範囲ランチャーをカスタマイズする
選択範囲ランチャーの編集方法を解説します。
コマンドバーなどとは異なり、設定を開くには選択範囲の作成が必要な点は必ず覚えておきましょう。
機能・セパレーターの追加
【1】ファイルを新規作成 or 開いている状態にする

【2】適当に選択範囲を作成する

【3】「選択範囲ランチャーの設定」を開く

【4】追加したい場所を選択する(選択した右側に追加される)

【5】追加したい機能を選択する(セパレーターなら「セパレーターを追加」で完了)

【6】「追加」ボタンをクリックする
サブツールなどはパレットから直接Ctrl+ドラッグすることでも追加できます。
また、追加したい場所で右クリック→「描画色を追加」で現在の描画色を選択範囲ランチャーに登録することも可能です。
機能・セパレーターの削除
【1】ファイルを新規作成 or 開いている状態にする
【2】適当に選択範囲を作成する
【3】「選択範囲ランチャーの設定」を開く
【4】削除したい機能・セパレーターを選択する

【5】「削除」ボタンをクリックする
「選択範囲ランチャーの設定」を開いていない状態でも、アイコン上で右クリック→「削除」で削除可能です。
選択範囲ランチャー内の並べ替え
【1】ファイルを新規作成 or 開いている状態にする
【2】適当に選択範囲を作成する
【3】「選択範囲ランチャーの設定」を開く
【4】並べ替えたいアイコンを希望の位置までドラッグする
「選択範囲ランチャーの設定」を開かなくても、Ctrlを押しながらドラッグすることで並べ替えができます。
また、他のアイコンの上にドラッグするとグループにしてまとめることが可能です。
アイコンの変更
【1】ファイルを新規作成 or 開いている状態にする
【2】適当に選択範囲を作成する
【3】「選択範囲ランチャーの設定」を開く
【4】アイコンを変更したい機能を選択する
【5】「設定」をクリックする

【6】アイコン画像を変えたい時は「画像ファイルを指定」を、背景色を変えたい時は「アイコンの背景色」にチェックを入れて色を設定する

【3】~【5】はアイコンの上で右クリック→「アイコン設定」という方法でも可能です。

変更したアイコンは他の場所にも反映されます
初期化
【1】ファイルを新規作成 or 開いている状態にする
【2】適当に選択範囲を作成する
【3】「選択範囲ランチャーの設定」を開く
【4】「初期レイアウトに戻す」をクリック
選択範囲ランチャーが、アイコンを除いてインストール時の状態になります。
一度実行すると戻せないので、初期化する際はよく確認しましょう。
選択範囲ランチャーにおすすめな機能紹介
・選択範囲の境界線を表示
選択範囲が有効になっていると点線が表示されますが、邪魔になることも。
選択範囲ランチャーに登録しておけば、簡単に表示の切り替えができるようになります。
・切り取り&貼り付け
・コピー&貼り付け
切り取り(コピー)と貼り付けという2回の操作をまとめて実行してくれます。
選択範囲ツールで囲ったものを別レイヤーに移したり、複製したりするのに利用できるので相性◯。
・選択範囲を反転
選択範囲とそうでない範囲が逆になります。
例えば下塗りをするためにキャラを選択範囲にしたい場合、キャラ以外を選択範囲に指定した後反転させるという使い方が可能です。
・選択範囲外を消去
選択範囲外の描画を消去します。
余計なものを取り除きたい時などに。
まとめ
今回は選択範囲ランチャーの使い方を解説しました。
クイックアクセスやコマンドバーと似たような機能ですが、選択範囲が有効になっている時だけ表示される点が違います。
そのためカスタマイズをする際は、選択範囲とセットで使うような機能を登録しておくと使いやすいはずです。
本記事で紹介したおすすめ機能などを参考にしながら、使いやすい選択範囲ランチャーを作りましょう。