もっと色んなものを上手く描けるようになりたい! でも何描こうか迷ってしまう…
より作品の幅を広げるために、描いたことのないもの・苦手なものを練習したいと思うことがあります。
しかし、いざ練習しようとしても何を描こうか絞り込めないのではないでしょうか。
こんにちは、絵描きの京時ロメ(@kyotoki_OX)です。
今回は、イラスト練習や模写に使える、おすすめなお題の探し方をいくつか解説します。
まだ試したことのない方法があれば、ぜひトライしてみてください。
イラスト練習のお題の探し方
イラスト練習に使えるお題の探し方として4つの方法を紹介します。
SNSでハッシュタグを利用する
頻繁にイラストが投稿されているSNSでは、お題にぴったりの様々なハッシュタグが作られています。
人気作品に関連するハッシュタグやトレンド入りするハッシュタグを利用すれば、多くの人に自分の作品を見てもらえるメリットもあって一石二鳥です。
お題向けのハッシュタグ1: #〇〇の日
X(Twitter)での主な「〇〇の日」系ハッシュタグについては、独自でGoogleカレンダーにまとめています。
興味のある方は、下のページからどんなハッシュタグがあるかを、ぜひチェックしてみてください。
お題向けのハッシュタグ2: ワンドロ・〇分一発勝負系
自分が描いたことのないキャラのワンドロをしてみてはいかがでしょうか。
キャラ絵を普段から描いている人でも、髪型や服、身につけているものなどが違っているので、意外といい練習になります。
短めの制限時間であることが多いので、あまり時間を確保できない人でも気軽に参加できるのが魅力です。
イラスト系Webサイトのお題を利用する
SNSのハッシュタグとは違って多種多様なお題が出されるため、描いたことのないものを練習するという目的に最も向いている方法と言えます。
じっくり時間をかけて描きたい場合は今週のお題、日課としてサクッと描きたい場合は今日のお題が出されているサイトを利用すると良いでしょう。
お題を出しているサイトのリンクを2つ載せていますので、ぜひ覗いてみてください。
Webツールでお題を決める
Webサイトが出しているお題よりも詳細なお題が欲しい時はWebツールを利用する手もあります。
私が知っている範囲だと診断メーカーとお題箱の2つですね。
お題探しにおすすめのWebツール1: 診断メーカー
もちろん診断メーカーはイラストのお題出し専門じゃないので検索が必要です。
「イラストお題」で検索して人気のものを利用するとよいでしょう。
ただ本当にランダムなので、シュールなお題になる可能性がある点には注意してください。
ガチャをやり直したくなりそうな人は、先ほど紹介したWebサイトのお題を利用するのが無難です。
お題探しにおすすめのWebツール2: お題箱
お題箱では、匿名でのお題の送受信と、お題ガチャ作成・利用の2つの方法でお題探しできます。
利用にはTwitterアカウントが必要なので、Twitterを使ったことがない人には少し面倒に感じるかもしれません。
おすすめの使い方としては、Twitterでお題箱を宣伝して集めてもいいですが、誰かの作ったお題ガチャを使った方が気軽で早いかなと思います。
イラスト投稿サイトのコンテストに参加する
コンテストに参加…?練習とはいったい…
と思われるかもしれません。
コンテストと聞くと敷居が高いように思うかもしれませんが、Web上で開催されているコンテストなら気軽に応募できます。
イラスト投稿サイトならそのサイトに作品投稿するだけでOKだったり、TwitterなどのSNSに投稿する形式もあったりとそこまで手間は掛かりません。
落選したとしても失うものは何もないので、お題を探している方はこの機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。
コンテストによっては豪華な景品を狙えますし、担当者の目に止まれば仕事を獲得できるチャンスにもなります。
イラストコンテストを開催しているサイトへのリンクをいくつか掲載していますので、興味があれば見に行ってみてください。
模写のお題の探し方
僕の場合は好きな作風のイラストを模写することがほとんどなのですが、それ以外だと日常生活の中からお題を見つけることになります。
誰かの作品などを使って模写する際には、著作権に注意しましょう。
オリジナルとしてSNSに投稿したりするなどの行為は絶対に行わないようにしてください。
目指したい作風のイラスト・マンガを模写する
どういう作風のイラストを描きたいのか目標になる人がいるのであれば、その人の作品を模写するのがおすすめです。
自分が描きたい絵を描くために必要な要素を集中して学べるため、模写の中では一番効率が良い方法と言えます。
これから試してみたい人は関連記事の方も参考にしてみてください。
参考書のお手本を模写する
何か解決したい課題があればポーズ集や〇〇の描き方など、参考書のお手本を模写するとよいでしょう。
参考書を読むとそれだけで理解した気になってしまいがちなので、実践経験を積むことで学んだことを身体に覚え込ませることは重要です。
「これ模写した方がいいかな?」と迷うことがあるかもしれませんが、僕の場合は片っ端から模写するようにしています。
ちなみにイラストの参考書については別の記事でおすすめを紹介しています。気になる方はぜひ。
アニメのワンシーンを模写する
お気に入りのアニメがあればそれを一時停止して模写するというのもアリです。
イラストやマンガのように作風を学ぶのもいいですが、映像作品ならではの構図にも注目しながら模写してみましょう。
効果的な構図の考え方が身につくと、よりメッセージ性の強い作品作りができるようになり、自分のイラストがワンランクアップします。
まとめ
イラスト練習用のお題の探し方を、全部で7つ紹介しました。
- SNSでハッシュタグを利用する
- イラスト系Webサイトのお題を利用する
- Webツールでお題を決める
- イラスト投稿サイトのコンテストに参加する
- 目指したい作風のイラスト・マンガを模写する
- 書籍のお手本を模写する
- アニメのワンシーンを模写する
模写はあくまでもたくさんある練習方法のうちの一つでしかないので、模写以外にも色々試しながら自分に合った練習方法を見つけてみてください。
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