どうも、久しぶりの投稿になります!京時ロメです。
もう5か月が経つとか早すぎでは…(遠い目)
前回の記事は「3か月上達法?マジで上達しそうじゃん!やったろ!」みたいな内容なのですが、今回はその後どうなったかのご報告でございます。
経緯を知りたい人はまずこちらの記事をどうぞ。
劇的とまではいかないが確かに上達した
まず前提として「上達する」=「自分の望んだ表現ができるようになる」と定義した上で話をします。
結論から言うと、劇的ではないけど細かい部分が以前よりも上達したと思ってます。
百聞は一見に如かず。どんな感じに変化したのか、実際に描いた絵で比べてみましょう。
これがビフォー。今年の3月に描いた誕生日記念のファンアートを持ってきました。
そしてこっちがアフター。9月に描いたイラストになります。
まずは髪の毛やまつ毛の描き方。
髪の毛は毛束の描き方や質感などが変化し、まつ毛は描き方だけでなく、グラデーションや反射光が入ることで情報量が増えました。
肌の赤みも以前よりふんわりとしたグラデーションを入れるように。
アニメ塗りぽかった塗り方もブラシ塗りに近い感じに変わりました。
色づかいの点では彩度を抑えめになっていますね。
ただ周りの色も影響してか、肌の赤みが少し寒色寄りに見えるのが気になります。
…とまぁこんな具合になったわけですけど、じゃあ実際にどんな取り組みをしていたか気になるかと思いますのでその解説を。
期間内に投稿出来た作品は4枚だけ
実は仕事やゲームであまり時間を取れなかったことに加え、元々遅筆であることが原因で期間中4枚しかイラストを描けませんでした。
…仕事をしながらイラストをバリバリ描いてる絵師さんはたくさんいらっしゃいますので、明らかにゲームのしすぎですね。
反省。
遅筆なことに関しては、細かすぎる部分に時間を掛けすぎたり、イメージを固めきらないまま進めてしまって途中何回もやり直す工程を挟んでしまったりしたのが原因ではないかと考えています。
出来るだけ早急に克服したい問題です。
日課の練習に使うモチーフを目標のイラストに変更
去年の秋冬くらいから日課のイラスト練習としてクロッキーを行うようにしてるのですが、そのモチーフに好きな絵師のイラストを使うようになりました。
今まではリアルな人体を使っていましたが、実際にそれをイラストに落とし込むというのがどうも上手くいかず。
「即実践できるイラストレーターの描き方を身に付けた後で人体を勉強・練習した方がいいのでは?」
という考えへ至り、実験的にやってみることに。
もちろんイラストが遅筆で枚数描けない分をこっちで補う、という狙いもあります。
そんなわけで3人の絵師さんに絞ってクロッキーをやってみたのですが、それぞれの描き方の特徴や絵のバランスを気軽に勉強できたかなと。
目の形や服にかかる影などをイラストへ落とし込むとどうなるのかを学べるのは地味にデカいです。
クロッキーをした成果あたりの詳しい話は下記の記事で解説しています。
興味のある方はどうぞ。
30秒ドローイングは効果ある?初心者が1年間毎日クロッキーを実践した結果
1人の絵師さんに絞れなかったので適宜描き方を取り入れることに
当初は「誰か1人好きな絵師さんを選んでそっくりに描けるように練習する」という方法をやるつもりでした。
PixivとかPinterestとかで1週間くらい探したのですが、好きな絵師さんが多すぎて1人に絞りこめず。
結局自分の好きなイラスト群から「この部分真似したいなぁ」と思った書き方を取り入れる形に落ち着きました。
実際にやってみて感じた3か月上達法のポイント
この上達法を実践する上で欠かせないポイントはやっぱり「課題を見つけて改善すること」に尽きるかなと。
やりっぱなしだと問題点に気付けないまま描くわけなので、結果的に手当たり次第にやらざるを得なくなります。
こうなってしまうと効率的な上達をするのは絶望的です。
1人反省会を開いて次に生かしましょう。
ちなみに僕はイラストを投稿したら、Evernoteというメモアプリに何が上手くいって何が問題だったか、次どうしたいかを思いついたまま書き出すようにしています。
こうやって書き残しておけば新しくイラストを描くときに思い出せるし、練習でも課題の解決に集中できるのでおススメです。
もしどこが課題なのか分からないって時は、やっぱり神絵師のイラストを横に並べて比べるのが早いです。
言うまでもないですが、この方法はメンタルがボロボロになりかねないので無理は禁物。
無理にたくさん探す必要はなく、1つでも課題が見つかればそれでOKです。
寧ろ一気に全ての課題を解決しようとすると混乱してしまうので、一つ一つ確実に潰していきましょう。
3か月上達法をもう少し続けてみます
既に3か月を大幅に過ぎているので今更感はありますが、もうしばらくこの方法を中心にイラスト活動をやっていきます。
メチャクチャ上手くなったからではなく、この上達法の本当の効果を実感するにはまだ量が足りていないと考えているからです。
先ほども述べたように期間中4枚しかイラストを投稿出来ておらず、理想通りに上達法を実践した場合に換算するとたった1週間にも満たない積み重ねです。
モチベも維持できていますし、3か月分の積み重ねをするまでやってみようという訳です。
でも今のやり方をしていては埒が明かないので、本来の上達法に近づけるために
- イラスト描き上げる時間を早くする (目標時間:4~8時間/枚)
- 目標の絵師を一人に絞る
この2つをなんとかしなければ。
何か進展があればまた後日記事にするつもりなので、同じような問題に直面している方はぜひ参考に。
予定より長くなってしまいましたが、今回はこれにて!
目標の絵師を決める時の考え方を記事にまとめました。
誰を目指そうかお悩み中の人はどうぞ。