イラストの目標設定するコツとか基準とか【練習の軸に】

※本サイトにはアフィリエイト広告が含まれています
イラスト練習・上達
この記事は約5分で読めます。

イラストを練習する上で目標を設定する人は多いと思いますが、

「どんな人を目標にすれば上達できるのか分からない」

「目標にしたい絵師が多すぎて決められない」

なんて悩みを抱えていませんか?

今回は僕が目標を決めるときに考えた基準や、何人を目標にすればいいか、1人に絞りこめない場合の対処法を解説していきます。

広告

目標の絵師を探す上での基準4選

僕が考える目標探しをするときの基準を4通り紹介します。
これから目標設定しようと考えている人はぜひ参考に。

自分好みな作風

「この作風で思い通りに絵を描けるようになりたい」という願望がある人におすすめな選び方。
作風によって難易度は違うけど、全てをそっくりにしようとする分ハードルが高くなります。

好きな作品なので観察が苦痛になりづらい

観察している過程で好きな絵の更なる魅力に気付けることも。
僕も何回か経験があり、その度に神絵師の神っぷり(語彙力)を痛感しています。

圧 倒 的 成 長

達成できてもできなくても過程で学んだことは無駄になりません。
やる前とやった後では違う自分になってるはずです。

たくさん悩み抜いた分、成長の度合いもデカい。

挫折しやすい

好みの作風にそっくりの絵を描けるようになるまでには数えきれない程の課題が。

どうしても分からない課題に直面した時や、なかなか作風を近づけられない時などはモチベーションを維持するのが困難になるでしょう。
加えて、自分の絵とその人の絵を横に並べても平気って人じゃないと長続きはしないかと。

自分より少し上手い人

好きな絵師さんを目標にすると、何もかもが上手すぎてどこを参考にすればいいのか分からなくなることがあります。
そんな場合は自分より少しだけ上手な人を目標にしてはいかがでしょう。

良い所が分かりやすいので取り入れやすい

自分と実力が近い絵なので、自分の絵には無い魅力に気付きやすいのがメリットです。
何をすべきか迷う時間を減らせます。

モチベが維持しやすい

差がありすぎて萎えるようなことは目標設定を間違えなければ滅多に起こらないでしょう。
マラソンに例えるなら、1位集団ではなく目の前のライバルに集中するようなものなので現実味がありますし、かなり気楽です。

「自分より少し上手い人」の探し方

シンプルに普段自分が描いてる界隈の中で探すのがおすすめです。
全く別の作品のキャラよりも同じキャラの方が比べやすいですよね。

参考にすれば今の課題を克服できそうな人

今自分が克服したい課題にフォーカスした目標の選び方です。

手を上手く描けるようになりたいなら手の描き方がめちゃ上手い人を、構図がイマイチだと思ったら面白い構図で描く人をって具合に目標設定します。

やることが明確

自分の目的がハッキリしているのでどこから手を付けたらいいか分からないといった事態に陥りにくいです。

達成後の効果も分かりやすい

自分が気になってたところを改善するので、目に見えて変化を実感でき、満足感を得やすいと言えます。

メイキングや講座を販売・公開している人

メイキングや統合前データなどを販売・公開している絵師さんから選ぶ考え方です。
この方法が一番効率よく目標に近づけるんじゃないかなぁと思っています。

完成絵だけでは分からないノウハウを学べる

使用しているブラシや色、レイヤー構成など完成絵から学べないことが詰まってるのはメイキングならでは。

解説の詳細度には多少の差がある

メイキングは多くの情報が得られますが、

「どういう筆遣いで塗ったのこれ?」

「どうしてこの色を選んだんだ…わからん」

という具合に更なる疑問が湧き出てきます。
知りたいことが全て解説されているわけじゃないので自力で探ることも必要です。

お金がかかる

YouTubeやpixivで無料公開されているメイキングが増えているのでお金を掛けずに済む人もいるかもしれません。

ただ、お金をケチって目指していない人を目標にするぐらいなら、patreonやboothなどで本人の販売しているメイキングを買いましょう。
無ければ近い作風の絵師さんを。

後になって「こんな絵、描きとうなかった…」と後悔しないようにしたいものです。

何人を目標にすればいいのか問題

結論、「こういう作風で描けるようになりたい」というのがあれば1人に絞った方がいいでしょう。

そういうのが無ければ色んな人から適宜取り込んでいきましょう。

1人に絞ることで個性をなくすかもしれないと心配する声は多いですが、プロのイラストレーター曰く、そっくりにしようとしてもどこかしら自分のクセは残ってしまうから心配しなくていいらしいです。

自分語りになりますが、僕も1人に目標を絞って練習するようになりました。
というのも僕はイラストの作風がブレがちなところを悩んでいまして。
この方法なら自分が目指したい作風に迷いがなくなり、「京時ロメといえばこんな絵を描く人」というアイデンティティをいち早く手に入れられるのではと考えたのです。
万が一そっくりになってしまっても、他の方からどんどん取り込んでいけばいいかな~って。

目標を1人に絞りこめなかった僕がやったこと

複数人じゃなくて1人の絵師さんを目指して練習したい人たちは、中々絞りこめずに悩んでたりしませんか?

僕もようやく1人に決めたのですが、どうやって決めたのか参考までに書いておきます。

  • 優先的に身に付けたい要素を決める
  • 何が好きなのか色んなイラストを鑑賞しながらリストアップ
  • リストアップした好きを存分に描ける作風を探す
  • 最後は心に従って自分が描きたい作風の人を選ぶ

意外と盲点だったりするのですが、SNSやpixivなどでフォローしている絵師から探すと選びやすいです。

ちなみに僕は目標を決めるにあたってこんなメモを作ってます。
何が好きか、どんな描き方をしたいか、色んなイラストを眺めながら書き出しました。

ロメ
ロメ

すみません、若干性癖が混ざってます。

まとめ

以上、目標の絵師を決めるにあたってのポイントを紹介しました。

今回の内容を簡単にまとめます。
目標を決めるときは

  • 好きな作風
  • 自分より少し上手
  • 部分的に学びたい
  • メイキングがある

を基準に絵師さんを探したらどうでしょうか、って話を最初にしました。
次に、目標にする絵師は何人でもいいけどそっくりにしたい作風があるなら1人がいいという話を。
そして1人に絞る時は優先して上達したいこと・自分の好きなことをリストアップし、条件に合う目標を探すといいよって話をしました。

少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。