板タブ・液タブ

Huionの液タブを紹介!Kamvas・Kamvas Proはどんな人におすすめ?

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かつてワコム一強だったペンタブ業界も、近年では競合メーカーが力を付けてきました。そのメーカーの一つが、今回紹介するHuion(フイオン)です。

安いだけで品質が悪かったら価値を見出すのは難しいですが、性能も高水準なHuionの製品は、非常に高いコスパを誇っています。

かくいう私自身も、このメーカーには長らくお世話になっており、次の買い替え先でも自然と候補に入っているほどです。

本記事では、そんなHuionの液タブを各シリーズごとに解説していきます。

これから液タブを購入予定・検討中の方は、どんなシリーズがあるのか、どういった特徴があるのか、この記事を通して確認していただけたら幸いです。

  • [2024/12/12] 一部内容の更新&修正・Kamvas Slateの追加
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Huionの液タブの良い点・気になる点

Huionロゴ

「HUION(フイオン)」は2011年設立のペンタブレットメーカーで、本社は中国にあります。

日本を含め、欧米やアジアの100を超える国と地域で展開しているグローバル企業です。

コスパが良い

ただ安いだけでなく、性能・品質ともに高水準にまとまっており、コスパが良いとはまさにこのことだと思います。Huionの会社情報で品質管理の徹底ぶりをアピールしているのも納得です。

京時
京時

私自身長く使ってきましたが、不具合や不良を見つけるのが難しいくらいで、品質にはかなりの信頼を置いています。

また高解像度の液タブが他社よりも比較的安い価格で入手できるため、限られた予算で少しでもリッチな環境を整えたいという人にピッタリです。

Android対応機が充実している

Huion製の最新液タブであれば、一部のAndroidスマホ・タブレットに接続して使用できます。

個人的に驚いたのが、22インチや24インチといった大型の液タブまでもがAndroidに対応している点ですね。

12~16インチの液タブなら他社でもAndroid対応機は充実しているのですが、大型の製品で対応しているのはまだ少ない印象です。

PCを持っていない・買う予定がない、かつ液タブに対応するAndroidデバイスがあるなら、Huionの液タブは間違いなく候補に挙がるでしょう。

ペンが優秀

Pentech 3.0・4.0を採用したペンが使いやすいのも長所として挙げられます。グリップのおかげで握りやすいですし、ペン先も高い安定性を誇ります。

デザインの面でも銀が差し色として使われており、安っぽくないというのも良い点と言えるでしょう。

私は以前ワコムのCintiq 16を使っていましたが、ペンの見た目が近いことにびっくりしたのを今でも覚えています。

Pentech 3.0のペンだと表現の広さはそこそこといったところですが、ペン先のガタツキや沈み込みが少なく、液タブの上を走らせている時の摩擦感にムラが少なかったりと描き心地が良いです。

個人的には、フェルト芯で使うこのペンがお気に入りだったりします。

最新のPentech 4.0搭載ペンが使えるKamvas Pro 19では、傾き検知を使った表現力に磨きがかかり、最大手であるワコムとの差は大きく縮まっていました。

画面に対して立てた状態で描いた後、ペンを倒して色んな角度から描きました
昔撮った動画で色々試せていないですが参考までに

日本語が不自然

Huion商品説明

製品そのものへの不満ではないのですが、翻訳が不自然だったり、使われている漢字が日本のとは微妙に違っていたりと、商品説明の日本語はお世辞にも良いとは言えません。

ユーザーマニュアルも同様で、意味は伝わるとはいえ読んでいて「本当に合っているのかな?」と思ってしまいます。

海外の競合他社は比較的まともな日本語訳ができているので、もっと改善できるはずなんですよね。

商品の質が一番大事とはいえ、こういった部分で印象が悪くなってしまうのはもったいないと言わざるを得ません。

こんな人におすすめ! Huionの液タブ シリーズ紹介

ではここから、Huionが販売している液タブをシリーズごとに紹介していきます。

Huionの液タブを選ぶコツは、新しめのペンを採用している製品に絞ること。執筆時点では、Pentech 3.0以後のペン(PW517・PW550系)がおすすめです。

描き心地は重要なので、可能であればPentech 4.0採用の最新ペンが使えるモデルを優先しましょう。

>>Kamvas Proシリーズ(プロ向け)の紹介へスキップ

>>Kamvas Slate・Studioシリーズ(パソコン不要)の紹介へスキップ

Kamvasシリーズ(万人向け)

製品一覧(公式ストア参照)
Kamvas 12
Kamvas 13
Kamvas 13 (gen3) ←New!
Kamvas 16(2021)
Kamvas 22
Kamvas 22 Plus
Kamvas 24
Kamvas 24 Plus

【予算の目安: 2万5千円~】

KamvasはHuionの液タブではエントリーモデルにあたるシリーズで、ワコムのWacom One・Cintiqシリーズ、XP-PenのArtistシリーズに相当します。

12インチの小型から24インチの大型までと幅広いサイズを展開しており、大画面の液タブすらも手頃な価格で購入できちゃいます。

また、値段以上に性能が堅実にまとまっていて目立つ欠点がなく、内容物も充実しているので、これから始める初心者にもオススメです。

Kamvas Proシリーズとの大きな違いは主に画面の解像度に出ており、24インチ以外はフルHD(1920×1080)と控えめになっています。

「~Plus」は何が違うの?

無印と比べて色の表現力が上がっていたり、フルラミネーション加工で視差が小さくなっているなどの違いがあります。ただし解像度は据え置きです。
また製品によってはUSB-Cケーブルの有無という点も異なります。
無印とPlusどっちを買うべきかは予算と求める性能次第。私なら、差額が1万円程度の場合はPlusを選びます。

こんな人におすすめ
  • 初心者~経験者まで幅広くおすすめ
  • 安くて性能十分な高コスパの液タブを探している人
  • とにかく安くて大画面の液タブを探している人

Kamvas Proシリーズ(プロ向け)

製品一覧(公式ストア参照)
Kamvas Pro 27 ←New!
Kamvas Pro 24(4K)
Kamvas Pro 19 ←New!
Kamvas Pro 16 Plus(4K)
Kamvas Pro 16(4K)
Kamvas Pro 16(2.5K)
Kamvas Pro 13(2.5K)

【予算の目安: 5~30万円】

主に解像度や色域といったディスプレイ性能が高くなっているほか、フェルト芯が付属していたり設定メニューが使いやすくなっていたりなどの違いがあります。

私の使用経験を語ると、Kamvas 16 (2021)Kamvas Pro 16 (2.5K)だと、使用するペン自体が一緒なのもあってか、解像度や色合いを除けば使用感に大きな差は感じられませんでした。

一方で、より新しいモデルのKamvas Pro 19は違いが歴然で、画面の摩擦感が紙に描いている感覚に近づき、ペンの精度も非常に高く、粒感を全く感じさせない解像度を体感できました。

予算に余裕がないならKamvasシリーズでも十分ですが、もう戻れないというレベルの体験を求めるなら「できるだけ新しい」Kamvas Proシリーズをおすすめします。

こんな人におすすめ
  • 少しでも良い環境でお絵かきしたい人
  • 高解像度の液タブが欲しい人
  • より発色の優れた液タブを求める人

Kamvas Slate / Studioシリーズ(パソコン不要)

製品一覧(公式ストア参照)
Kamvas Slate 10 ←New!
Kamvas Studio 16
Kamvas Studio 24

【予算の目安: Kamvas Slate 3万円・Kamvas Studio 30万円~

Kamvas Slate 10は10インチのAndroidタブレットで、値段も3万円台とかなりお手頃。初心者用、子どものお絵かき用、サブ機などにおすすめです。

主にフルラミネーション加工で画面の視差が小さくなっている点、お絵かき用に最適化されたペンが付属している点が普通のAndroidタブレットと異なります。

ただ個人的には「液タブのメーカーが作っている」ことが大きいと思います。

お絵かきができるAndroidタブレットは探せばもっとありそうですが、そのメーカーの言う「お絵かきができる」のレベルがどれほどなのかは使うまで分からないものです。

その点、液タブメーカーが作ったタブレットは実績による裏付けがあるので、安心して購入できます。

Kamvas StudioシリーズはWindowsが搭載されており、いわゆるパソコンと液タブが1つになった製品です。

24インチモデルでも電源ケーブル1本で動くのでデスク周りがスッキリしますし、16インチモデルならバッテリー搭載なので持ち運びも視野に入ります。

もちろんマルチタッチにも対応しており、多様な入力方法を駆使することで作業効率の向上が期待できます。

PCとしての性能も中々高く、24インチモデルに内蔵されているパーツは、少し前のエントリー向けゲーミングPCと肩を並べるほどです。

値段が非常に高いですが、それに見合ったオンリーワンの魅力がギッシリと詰まっています。

こんな人におすすめ
  • デスク周りをスッキリさせたい人
  • お絵かきに必要な機材をあれこれ揃えるのが面倒な人
  • どこにでも持ち運べるお絵描きツールを探している人

まとめ

Huionの液タブは、とにかく高いコストパフォーマンスが魅力です。

特にKamvasシリーズは安価にもかかわらず十分すぎるほどの性能で、初心者から経験者まで幅広くおすすめできます。

ペンに関してもグリップのおかげで滑りにくく、ペン先の沈み込みやガタツキが少ないなど、全体的に優秀です。

お手頃価格で使いやすい液タブを探しているという方は、ぜひHuionを検討してみてはいかがでしょうか。

最後に各シリーズの比較表を掲載しましたので、購入時の参考にお役立てください。

(執筆時点)KamvasKamvas ProKamvas Slate / Studio
予算の目安2万5千円~5~30万円3万円 / 30万円~
画面解像度・フルHD
(1920×1080)

・QHD
(2560×1440)
・QHD
(2560×1440)

・QHD+
(2560×1600)

・4K
(3840×2160)
・FHD+
(1920×1200)
・QHD
(2560×1440)
画面サイズ12: 11.6インチ
13: 13.3インチ
16: 15.6インチ
22: 21.5インチ
24: 23.8インチ
13: 13.3インチ
16(4K): 15.6インチ
16(2.5K): 15.8インチ
19: 18.4インチ
24: 23.8インチ
27: 27インチ
10: 10.1インチ
16: 15.8インチ
24: 23.8インチ
ペンPW517旧型: PW517
新型: PW600 / PW600S
Slate: HS200
Studio: PW550 / PW550S
マルチタッチ×新型は◯
その他特徴ディスプレイ性能が高い
フェルト芯が付属する製品も
単体で使える
Android/Windows搭載
StudioはPentech 3.0+採用

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