板タブ・液タブ

【2024年版】スマホ対応のペンタブ(板タブ)おすすめ5選

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こんにちは、絵描きの京時ロメ(@kyotoki_OX)です。

かつてペンタブと言えばパソコンにつないで使うものでしたが、今ではスマホにも対応している製品がほとんどです。

京時
京時

液タブが主流とはいえ、パソコンを持っていない人や低予算で快適な制作環境を整えたい人にとって、スマホでも使えるペンタブというのは魅力的な選択肢かと思います。

そこで本記事では、数千円から購入できるおすすめのスマホ接続対応ペンタブを紹介します。後悔しないペンタブ選びをして、快適なデジタルイラスト制作を満喫しましょう。

※ここではペンタブ=板タブとして扱っています。液タブに興味のある方は、別の記事でスマホ対応の液タブをまとめているので、ぜひそちらをご参照ください。

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スマホ対応ペンタブの選び方

  1. スマホのOSが対応しているか(例: Android6.0以上)
  2. 接続方法が対応しているか(例: USB type-C)
  3. 別途必要なものがないか(例: 変換アダプタ、USBケーブル)
  4. スマホ使用時の作業領域がどれくらいか

今まではAndroid対応のみでしたが、最近になってiPhone/iPad対応のペンタブも少しずつ出てきました。ただ使えるアプリが限られていることから、まだまだこれからといった印象ですね。

接続方法の対応については、あまりにも古いスマホを使っている方だけ注意しましょう。

また、作業領域は重要なポイントです。製品によってはパソコンの時とスマホの時でペンタブの使える領域が違うことがあります。ペンタブの半分しか使えない場合もあるため、広く使える製品を探している方は気をつけましょう。

京時
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以降の紹介欄では「読み取り可能範囲」として記載していますので、ぜひご確認ください。

スマホ対応のおすすめペンタブ5選

私が実際に使ったことのある・これから買う場合の候補に入るペンタブの中からおすすめをピックアップしました。

価格の安い順に紹介していますので、ご自身の予算にあわせて見ていってください。

各ペンタブの値段は、執筆時点のAmazonでの値段を掲載しています。実際の値段は変動することがあるためご注意ください。

GAOMON S620

値段2,858~4,466円
筆圧レベル8,192段階
読み取り可能範囲101 x 63.5 mm(Android接続時、狭め)
傾き検知なし
ファンクションキー4個
接続方法USB(有線)
スマホでの使用条件Android6.0以降・OTG機能に対応
付属品・特典替え芯8本
スマホ接続用変換アダプタ(USB Type-C)
ペン入れ など

とにかく安くて持ち運びカンタン

通常時は4,000円台、セールだと2,000円台で買えるという安さが魅力です。傾き検知非対応な点が価格相応ではあるものの、筆圧レベルは8192段階あります。

内容物にスマホ接続用の変換アダプタも含まれており、別途用意しなくてもすぐにお絵かきが始められます。

とにかくサイズが小さいため、頻繁に持ち運びたい人や軽くお絵かきしたい人におすすめです。

京時
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ただスマホ接続時の読み取り可能範囲は狭めなので、スマホの画面が手で隠れるのを解消したい人向けですね。

レビュー記事はこちら↓

XP-Pen Deco01 V2

値段6,500円
筆圧レベル8,192段階
読み取り可能範囲254 x 159 mm(広め)
傾き検知あり(60°)
ファンクションキー8個
接続方法USB(有線)
スマホでの使用条件Android6.0以降・OTG機能に対応
付属品・特典替え芯8本
ペンスタンド
変換アダプタ2種(USB-TypeC / Micro USB)
二本指グローブ
保護フィルム など

★特典ソフト
ペイントソフト openCanvas(Windowsのみ対応)
または
ペイントソフト ArtRage Lite

豪華な付属品が初心者にうってつけ

板タブとしては使い勝手の良い中型サイズで、性能面でも筆圧レベルは8192段階、傾き検知に対応しているなど、不足を感じさせないものとなっています。

本製品の魅力は、二本指グローブや保護フィルムなどの付属品が豊富な点です。

中でもペイントソフト「openCanvas」が特典で入手できる点は見逃せないポイントで、これからデジタルイラストを始める人であれば初期費用を大きく節約できます。

XP-Pen Deco LW

値段12,980円
筆圧レベル8,192段階
読み取り可能範囲254 x 152.4mm(広め)
傾き検知あり(60°)
ファンクションキー8個
接続方法USB(有線)・Bluetooth(無線)
スマホでの使用条件【有線】Android6.0以降・OTG機能に対応
【無線】Bluetoothに対応
※iPhone・iPadの場合: ibisPaint ver.9.3.0以降、
iOS 12.0以降 および iPadOS 13.1以降
付属品・特典替え芯10本
ペンホルダー
Bluetoothレシーバー
変換アダプタ(Micro USB)
二本指グローブ
など

★特典ソフト
ペイントソフト openCanvas(Windowsのみ対応)
または
ペイントソフト ArtRage 6

iPhoneで使えるワイヤレスペンタブ

XP-Penさんはこの製品を皮切りにiPhone/iPadへの対応を始めた記憶があります。Deco MW/LWでは「ibisPaint」を使用する場合に限られますが、iPhone・iPadとBluetooth接続してお絵かきが可能です。

iPhoneへの対応を抜きにしても優秀で、私が使ってみた限りでは有線との違いがわからないくらいのパフォーマンスを発揮してくれました。

ワイヤレスペンタブはケーブルがなくなるだけでめちゃくちゃ快適なので、ぜひ試してみてほしいです。

レビュー記事はこちら↓

HUION INSPIROY Keydial KD200

値段17,999円
筆圧レベル8,192段階
読み取り可能範囲142.88 x 80.37mm(Android接続時、狭め)
傾き検知あり(60°)
ファンクションキー23+5個
接続方法USB(有線)・Bluetooth(無線)
スマホでの使用条件【有線】Android6.0以降・OTG機能に対応
【無線】Bluetoothに対応
※iPhone・iPadの場合: ibisPaint ver.9.4.10以降、
iOS/iPadOS 13.0以降
付属品・特典替え芯10本
ペンスタンド
Bluetoothレシーバー
USB Type-C ケーブル
など

キーボード・ダイヤルが一緒になった変わり種ペンタブ

ご覧の通り、ペンタブの左側にキーボードとダイヤルがくっついた珍しいペンタブです。これ一つで左手デバイスとペンタブの両方を揃えることが出来ます。

無線・有線に対応しているほか、グラつきの少ない優秀なペンPW517を採用している点も魅力です。

ただしスマホ接続時の作業領域はパソコンの時より狭くなってしまうので、その点だけ注意しましょう。

ちなみにAmazonの商品ページを見て知ったのですが、この製品もiPhone/iPadでのIbis Paintに対応するようになりました。どんどん対応製品が増えていっているのは良いことですね。

XP-PEN Deco Pro(Gen2) LW

値段22,900円
筆圧レベル16,384段階
読み取り可能範囲279.4 x 177.8 mm(広め)
傾き検知あり(60°)
ファンクションキー8個
接続方法USB(有線)・Bluetooth(無線)
スマホでの使用条件【有線】Android10.0以降・OTG機能に対応
【無線】Bluetoothに対応
※iPhone・iPadの場合: ibisPaint ver.10.1.6以降
・MediBang Paint 26.8以降、iOS/iPadOS 12.0以降
付属品・特典替え芯4本(標準)
替え芯4本(フェルト)
ペンケース
ワイヤレスショートカットリモート(片手デバイス)
二本指グローブ
など

業界初!筆圧感知16384レベルの高性能ペンタブ

長い間8192段階で頭打ちになっていた筆圧感知レベルですが、ついに16384段階を実現する製品が登場しました。

ペンタブ本体はシンプルなデザインになっており、ショートカットキーが排除されています。また、下部分は人間工学に基づいたなだらかな形状のリストレストになっているため、手の動きを妨げることがありません。

iPhone/iPadへの対応についてもさすがXP-PENといった感じで、ibisPaintのほかにMediBang Paintも正式にサポートしています。

内容物もかなり豪華になっており、プロ仕様のペンに標準芯のほか、フェルト芯や6,000円相当の片手デバイスまで同梱されています。

プログレードでありながらも2~3万円以内で買えるのは、コスパ面から見ても非常に魅力的な製品です。

スマホ対応ペンタブのおすすめ まとめ

以上、スマホ対応ペンタブの紹介でした。

今後もスマホ対応のペンタブが増えていくのは確実なので、特にiPhone/iPadで使いたいと考えている方は完全対応の新製品が来るまで待ちたい気持ちもあるかもしれません。

ただ、現状でもアプリが縛られるとはいえ使える環境になっていることは確かなため、いち早い上達を目指すならいつ来るか分からないものを待ち続けるより、今できる範囲で始めることをおすすめします。