【板タブ化】HUION製液タブのペンタブレットモードを使ってみた

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ペンタブ選びにおいて多くの人が直面するであろう悩みが、板タブと液タブどっちにするか問題。

液タブは板タブの上位互換のような印象を持たれがちですが、実際はそれぞれメリット・デメリットがあって必ずしも優れているわけではありません。

でもどちらが自分に向いているのかなんて両方使ってみないと分からないですよね。

そんな悩みを解決してしまう液タブの機能が今回紹介するペンタブレットモードです。

液タブの画面を消して板タブとして使える機能で、HUIONの製品に(さり気なく)搭載されています。

ペンタブレットモードにはどうやって切り替えるのか、実際に板タブの代わりとして使えるのか、こちらの液タブを使って確かめてみました。

板タブと液タブで迷っている方、液タブへの乗り換えを考えているけど踏み出せないでいる方の参考になれば幸いです。

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ペンタブレットモードへの切り替え方

液タブをPCに接続した状態から手順を解説していきます。

  • STEP 1
    ペイントソフトの画面を液タブ以外のモニターに移動させる

    僕の環境では液タブの電源を切った後もPC側で液タブのモニターが認識されていました。

    液タブ側に配置していたウィンドウがそのまま隠れてしまいますので、電源を切る前に移動させておきましょう。

  • STEP 2
    液タブの電源をOFFにする

  • STEP 3
    ケーブルを挿し直してドライバに認識させる

    電源を切った直後はHUIONのドライバに液タブが認識されていない状態になります。

    この場合はケーブルを一度挿し直して再認識させましょう。

  • STEP 4
    作業領域を修正する

    作業領域が液タブ側のモニターのままになっているため、設定から移動先のモニターを指定します。

  • STEP 5
    完了!

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通常状態への戻し方

次はペンタブレットモードから通常の状態へ戻す手順です。

  • STEP 1
    作業領域を液タブに指定する

    液タブのモニター側へ作業領域を変更します。

  • STEP 2
    液タブの電源を入れる

  • STEP 3
    完了!

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使用感

板タブとして不具合もなく十分に使えましたね。

画面とペンが別の位置になったことにより、独特の使い心地が良くも悪くも板タブそっくりです。

液タブの方に視線を落とす必要がなくなり、膝の上など置き場所の選択肢も広がったことで、通常時よりも楽な姿勢で作業しやすくなりました。

板タブよりも本体がゴツいため、そのあたりで何か不便を感じるのではないかと思っていましたが、液タブが薄型・軽量に作られていたおかげで気になりませんでした。

一方で気になった点としては、そのまま使うには作業領域が広すぎるかもしれないところですね。

僕が使った液タブは15.6インチですが、22インチや24インチの液タブになるとなおさら違和感を覚えるかと思います。

もし使いづらいと感じた場合はペンタブの作業領域を小さめに設定するなど、ひと工夫を入れるとよいでしょう。

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普通の液タブを板タブっぽく使う方法

身も蓋もない話ですが、実を言うとペンタブレットモードが無くても液タブを板タブっぽく使える方法が存在します。

2画面以上でPCを使っている人ならすぐ思いつくかもしれませんが、液タブと同じ画面を別のモニターにも映すような設定にするだけです。

ここではWindowsのPCを例にやり方を紹介します。

  • STEP 1
    「設定」を開き、「システム」を選択

    「設定」はショートカットキーのWinキー+Iや、スタートメニューにある歯車のアイコンから開くことができます。

    「システム」を選択後はディスプレイの設定が表示されるのでそのままにしておいてください。

  • STEP 2
    「ディスプレイの配置を変更する」から液タブの画面を選択

    クリックするだけでOKです。これで液タブの画面の設定ができるようになります。

  • STEP 3
    マルチディスプレイの設定から「デスクトップを◯と◯に複製する」を選択
    今回は「デスクトップを1と2に複製する」を選択

    液タブのモニターと同じ画面を映したいモニターそれぞれの番号と一致する設定を選んでください。

    番号はSTEP 2の画面で確認できます。

    設定直後に確認が入るので、「変更の維持」を選択してください。

    ロメ
    ロメ

    もし画面がズームしたような状態になったら、ディスプレイ設定の「テキスト、アプリ、その他の項目サイズを変更する」の項目から調整しましょう。

  • STEP 4
    作業領域を修正する

    環境によってはディスプレイの設定後に作業領域が全体になっていることもあるため、作業領域が液タブの画面に指定されているか確認して必要ならば修正しましょう。

  • STEP 5
    完了!

これで板タブっぽい使い方ができるようになりますが、ペンタブレットモードのように液タブの画面を消して使えない点には注意しましょう。

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まとめ: ペンタブレットモードを使う価値はあるか

ペンタブレットの切り替えが比較的簡単で、しっかり板タブらしい使い方ができたので個人的には高評価でした。

ただ普通の液タブでもPCの設定を変更すれば板タブっぽい使い方ができるため、ペンタブレットモードが無くてもそんなに困らないのでは?と思ったのが正直なところです。

ペンタブレットモードの利点を挙げると、

  • モニターの発熱を抑えられる
  • バッテリーを使っている場合は節電できる
  • PCの設定を変更しなくていい

といったところでしょうか。

少なくともペンタブレットモードがあって損することは無いため、他の機能や性能、価格などを吟味した上で付いていたらラッキー、と考えるくらいがちょうど良いかと思います。

もし板タブ代わりとして使う可能性があるのなら、薄さ・軽さをより重視した液タブ選びがおすすめです。

↓今回使用した液タブ↓