今回はCintiq 16がVESAマウントに対応していると知ってモニターアームを取り付けたときの話です。
結論を言ってしまうと、購入したモニターアームのネジがCintiq 16に合いませんでした。
とりあえずそこらへんのモニターアーム買っておけば大丈夫だろうと踏んでいましたが、下調べの甘さが裏目に出てしまいました。
僕以外にもCintiq16にモニターアームを付けて使ってみたいと思う人がいるかもしれないので、直面した問題点とその解決策を共有したいと思います。
Cintiq 16の使用感を知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
購入したモニターアーム
当時僕が購入したモニターアームがこちら。人生で初めてのモニターアームでした。
有名なエルゴトロン製のド定番製品です。
レビュー数が多く評価も高かったので、少し高価でしたがこれを買っておけば問題ないだろうと思っていました。
実際これ自体は何も悪くなく非常に良い製品なんです。
今でもパソコンのモニターをしっかりと支え続けてくれています。
ネジ穴が浅くてガタガタする問題
組み立ては順調に進み、ついにCintiq 16を取り付けようとしたときです。


あれ、ネジが途中で止まっちゃったんだけど……
クルクルと回っていたネジが途中だというのに一切回らなくなってしまいました。
なにかの間違いだろうと何度も試したものの、やはり締まらず。
結局そのままで使おうとしたのですが、液タブがガタガタしてまるで使い物にならない。
調べてみると、Cintiq 16のネジ穴が浅いことが原因だとわかりました。
不具合というわけではなく、そういう仕様らしいです。
Cintiq 22だとモニターアームのネジで大丈夫なので液タブの大きさの問題でしょうね。
ともあれ、短いネジを使えばよいことがわかった僕は、モニターアームの箱に入っているであろう短めのネジを取り出そうとします。が……

ネジないじゃん……
解決策1: M4×6mmのネジを買う
まず考えた解決策は素直にサイズがM4×6mmのネジを購入すること。
このサイズのネジがCintiq 16を付けるのに適しているそうです。
一番確実な方法ではありますが、想定外の出費が発生するのが嫌だったのと、どのネジを買えばいいのか分からなかったのもあって別の方法を考えることにしました。
一応M4×6mmネジを紹介しておきます。他に良いネジ・安いネジがあるかもしれないので買われる際は探してみて下さいね。

uxcell ローレットつまみネジ 炭素鋼 M4x6mm シルバートーン 15mm全長 5個入り
解決策2: ダンボールを挟む
結局僕が行き着いたのはダンボールを間に挟むという方法。
準備も手間もほとんど掛かりません。
液タブの裏が見苦しくなるのは言うまでもありませんが、見えなければどうということはない。
楽天やAmazonを利用してると勝手に溜まってくる適当なダンボールを切り取って、モニターアームの穴に合うように目印を付けて穴を空けます。

あとはダンボールと液タブをまとめてモニターアームのネジで貫いてしまえば完了。
液タブのネジ穴とネジを合わせるのが難しいですが、1本目さえ入ってしまえば簡単です。
結果、見事グラグラがなくなり高い安定感で使えるようになりました。

ちなみに使用したダンボールの厚さは約4mmでした。
今になって気づきましたが、ネジ穴6mm+ダンボール4mm=10mmでちょうどモニターアームのネジと同じ長さが確保できていたんですね。
まとめ
今回のまとめです。
- エルゴトロンのモニターアームは悪くない
- Cintiq 16のネジ穴が浅くてガタガタに
- M4×6mmのネジが必要
- 厚さ4mmのダンボールでも安定
現在はパソコンのモニター用に使いたくて取り外してしまいましたが、去年の6月から今年の5月までの約1年間使えていたので、ダンボールを挟む方法はアリかなと思っています。
これからCintiq 16用にモニターアームを買う予定の人、既に買ってしまった人の参考になれば幸いです。